製品の質やサービスが値段と完全な比例関係にあることは稀である。例えばエンジンの値段は2倍になっても出力や馬力といった物が2倍になる事は無い。
それは値段、つまりは資金が何に使われるかに大きく影響されるだろう。エンジンの場合、エンジンを構成する部品と組み立てる為の人件費、組み立て工場の運営費、研究開発費にまで使われる。だから単純な正比例にはならないのだ。
では、ソフトウエアはどうか? 正比例でなければどのような曲線を描くのだろうか? そんな視点で見てみよう。