他の業界よりも人の出入りが激しい現状を踏まえても、誰かが退職するのはとても寂しい事である。
コンピューターに向かう後ろ姿や話し声、近くを歩く時の足音、そしてその人の性格や人間性は、仕事の接点があまり無くても記憶に残る。
ビジネスの視点から見ても、目に見えず数値にする事も困難なノウハウというものは人に蓄積され、それを失うのは大変多きな損害だろう。
しかし、今後のソフトウエアやコンピューターの業界のみならず、個人や会社といった視野で見ていては狭すぎる。つまり退職しても同じ業界にいるならば、いつか同じ仕事やスキルを通して協力し合える。その時が来るまで別の場所で頑張って欲しい。常に現状とその先を見つめ前に進み、お互いに大きな夢を掲げよう。